仕事のやる気が出ない原因とその対処法

仕事

仕事のやる気ができないことってありますよね。

頑張りたいとは思っていても、なかなか行動に移せない…。そういうときはどうやってもモチベーションが上がらなくて、そんなやる気が出ない自分に対して自己嫌悪に陥る。そんな経験、誰しもがあるのではないでしょうか?

でもこれは自分が悪いのではなく、そもそも誰にでも起こることなんです。

この記事では仕事のやる気が出ない原因や対処法について詳しく解説します。仕事のやる気が出ないときの参考にしてみてください。

悩む必要はない

まず、覚えておいてほしいのですが、やる気が出ないことに対して悩む必要はありません。なぜなら、やる気が出ない状態は誰にでも起こることであり、やる気が出ない原因があるからです。つまりしっかり対処すれば、やる気を取り戻すことが可能ということなのです。

まずはやる気が出ない、モチベーションが上がらない原因について見ていきましょう。

やる気が出ない原因

仕事のやる気が出ないのは理由は人によって様々です。心身の疲れや人間関係の悩み、あとは待遇や評価への不満などがあげられます。詳しく見ていきましょう。

しなきゃいけない、と思って仕事をしてる

誰かにやらされているという暗示をかけてしまっています。これがやらされ感を発生させます。このやらされ感があるとやる気が奪われます。自分で「仕事をしよう」と思ってやる気が出たところで「宿題しなさい」と言われると急にやる気がなくなったという経験ありませんか?これがまさにやらされ感です。やらされ感に囚われると無気力感に苛まれることにつながるので、やらされ感を持って仕事をしている人は早急な改善が必要です。

仕事にマンネリしている

今の仕事にマンネリしてしまっているのであれば、それもやる気を下げる要因です。マンネリしてしまうと仕事は作業になってしまいます。作業を繰り返すだけの仕事では当然やる気も起きません。この状態が続くと好奇心を失い、新しいことへチャレンジをしようという意欲もなくなり、さらにやる気を奪われることになってしまいます。

新しいことに挑戦してみたり、少し難しいと思えるようなレベルの高い業務をすることは刺激になるので、そのような刺激がない中ではどうしてもマンネリし、やる気低下につながってしまいます。

新しい挑戦をしてみる、コンフォートゾーンから出ることが大事

心身の疲れ

心身の疲れは、やる気アップを阻害する大きな要因の一つです。頑張りすぎて疲れが溜まってしまうとやる気にも影響が出てきます。疲労が溜まっていると本来のパフォーマンスが発揮できなかったり、やる気を失いやすくなります。

疲れていると集中力が続かないなんて経験はみなさんにもあるのではないでしょうか?

また、睡眠不足も疲れの原因です。夜遅くまでの残業が多かったり、寝る前にスマホを見てしまってなかなか寝付けないという方は要注意。睡眠は7時間以上必要と言われていますのでこれを下回っている方は改善が必要かもしれません。

待遇・評価に満足できていない

働く上で、待遇や評価は重要です。ですので、待遇に満足していなかったり、評価に納得ができていないと、「こんな待遇では頑張れない」、「評価されないなら頑張っても無駄」と感じてしまうものです。

仕事の報酬(待遇や評価)に納得感がなく、改善の見込みがないのであればそれは当然やる気の低下につながることでしょう。

やる気アップの対処法

やる気が出ない原因がわかったら、今度はどのように対策すればいいかを見ていきましょう。

原因と照らし合わせながら、どのように対処するかまとめてみました。

ポジティブな言葉に変換する

やらされ感からのやる気低下の対策として、ポジティブな言葉に変換することが重要です。「●●をしなくちゃいけない」なら、「●●しよう」と変換します。そうすると、「自分で決めた」という自己決定感が生まれます、自己決定感はやらされ感の反対語なので、自己決定感が高まるとやる気アップにつながります。今日から「●●しよう」という言うことを心がけましょう。

ポジティブな言葉を使うことは人生をポジティブにする大きな効果があると言われているので、日ごろからポジティブな発言をしていきましょうね。

やったことのないことや、少し緊張することにチャレンジする

仕事にマンネリしている人は、仕事から受ける刺激がなくなっていることが要因である可能性が高いです。そういう方はやったことのないことや、少し緊張することにチャレンジしてみてください。

マンネリから抜け出すにはコンフォートゾーン(安心ゾーン)から抜け出す必要があります。

新しい趣味をはじめる、ひとりで映画を観に行ってみる、いつもと違う店に行く、など何でもOKです。新しいことや緊張することをすると、きっと、ワクワクしたり、何かしらの刺激があると思います。そのワクワクや刺激がさらなる好奇心を生み出し、マンネリとも無縁な状態を作り出すことができます。

やり始める

やる気スイッチを押す方法として最も効果があるのが「やり始めること」です。脳科学的にわかっていることとして、何かをやり始めてから5~10分くらいするとやる気スイッチと言われている「側坐核」が反応してやる気が出てくる状態「作業興奮」という状態になります。

「やるが先で、やる気があと」です。

あんなに嫌だった宿題もやり始めてしまったら、「ご飯できたよー」と言われてもやめたくないことありましたよね。まさにこの状態です。気が向かなくとも、まずはやり始めてみましょう。

運動と睡眠を十分に行う

やる気とはドーパミンという脳内物質が分泌された状態を指すそうです。そして、運動や睡眠をするとはドーパミンが分泌されます。

また、短期的、長期的に見て健康な生活のためには少なくとも7時間の睡眠が必要であることがわかっているそうです。

十分な運動した上で、しっかり睡眠をとるだけでやる気アップにつなげていきましょう。

上司に相談する

待遇や評価に対して納得感を持てればやる気が回復するのであれば、思い切って上司に伝えてみるのもアリかもしれません。逆に、上司のあなたの考えを理解し、評価につながる可能性もあります。

ただし注意したいのは、独りよがりの主張にならないように、自分の待遇や評価に対する自分の仕事の実績を客観的に振り返ってからにしましょう。

働く環境を変えてみるのも手かも

それでもやる気が出ないときは環境を変えることも手です。仕事を変える、ということも検討してみるのもよいかもしれません。

転職エージェントに相談してみても、何かのヒントになるかもしれませんよ!

焦らず改善しよう

いかがでしたか?

やる気が出ないことに対して悩むことはありません。一つ一つの方法を試して、あなた本来のやる気を引き出しましょう!

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